旭川常磐ロータリー - 北海道まんなか観光ナビ

旭川常盤ロータリーは、市中心部に位置する円形交差点で、1936年に整備が完了した歴史ある都市装置。中央の広場には高さ約35メートル・幅約6メートルのシンボルタワーがそびえ、頂部の銀色オブジェは氷や雪、氷柱といった旭川の自然を抽象的に表現しています。ロータリーからは放射状に6本の道路が伸び、旭橋や平和通買物公園など市の中核エリアを結ぶ交通の要。周辺は常磐公園や美術館も近く、緑とアートが調和する景観が広がります。

2000年以降は「あさひかわ街あかりイルミネーション」により、冬季になるとシンボルタワーから円周方向へ放射状に灯りが掛かり、緑橋通から旭橋に至るまで街路樹や塔が華やかにライトアップ。雪国の夜に温かな輝きを添え、歩く人にも車窓にも印象的な冬の風物詩となっています。日中は交通の結節点としての躍動、夕景から夜にかけてはアートのような光景—旭川らしさを凝縮した都市のランドマークです。