「一生ものの家具に出会う」旭川家具を巡る5つのスポット
北海道旭川市発。「木のぬくもり」を活かしたデザインと、世界に誇る職人技。一生を共にできる家具の聖地を巡る。
北海道旭川市は、豊かな森と職人の確かな技術に育まれた「家具の聖地」です。
本特集では、JR旭川駅から市内各所を巡りながら、世界に誇る旭川家具のデザインと哲学を体感できるスポットをご提案します。
木のぬくもりが心地よい駅構内から、30社が集結するデザインセンター、市民の生活に根付く市役所、そしてメーカーの工場・ショールーム、さらにはものづくりを体験できるワークショップまで。
このコースを巡れば、あなたの暮らしに永く寄り添う「運命の一脚」にきっと出会えるはずです。北の大地で、木と人との温かい物語を探しに行きませんか。
JR旭川駅
玄関口から感じる、木のぬくもり
旭川の旅は、まず玄関口から始まります。
JR旭川駅の東改札口前などには、色や形が異なる多様な旭川家具の椅子が並べられ、誰でも自由に利用できる「旭川家具ラウンジ」が設けられています。
国際家具デザインフェア旭川(IFDA)の歴代受賞作品展が開催されることもあり、旅の始まりと終わりに、座り心地を試しながら世界レベルのデザインに触れられる、まさに「街のショールーム」です。
旭川デザインセンター
30社・1,200点が集結!デザイン都市の産業拠点
旭川家具30社以上が集まり、約1,200点の家具とクラフトを展示・販売する一大拠点です。ここでは、各社の個性が光る家具を一堂に見比べることができます。館内には、IFDAの受賞作品などを展示する「ADC MUSEUM」や、木工体験ができる「ADC LAB(体験工房)」も併設。知識を深め、実際にものづくりに触れることができる、旭川家具の「今」を知るための必須スポットです。
各社のショールーム
哲学と情熱が息づく「ものづくりの現場」を体感
旭川家具の魅力は、メーカーごとの強いこだわりと哲学にあります。市内や隣接する東川町、東神楽町などには、カンディハウスや大雪木工など、個性豊かなメーカーの大型ショールームや工場が点在しています。実際に「ものづくりの現場(オープンファクトリー)」を見学できる機会もあり、職人の手仕事や、木材と真摯に向き合う姿勢を間近で感じることができます。お気に入りのブランドを訪ねて、じっくりと家具と向き合ってみましょう。
旭川市役所総合庁舎(9階展望ラウンジなど)
市民生活の中に溶け込む、実用の美
市民のための公共施設にも、旭川家具の「実用性」が息づいています。2023年に建築された総合庁舎の9階にある展望ラウンジや会議場、さらには手続きを行うカウンターや食堂にも、たくさんの旭川家具が使用されています。雄大な大雪山連峰を望むラウンジで、心地よい木の椅子に腰掛け、市民の暮らしに根付いたデザインを体感してください。誰でも自由に利用できるため、気軽に立ち寄れるのも魅力です。
大雪カムイミンタラDMOの体験商品
旅の思い出を形にする「木工体験」
旭川大雪エリアの観光を推進する大雪カムイミンタラDMOが提供する体験プログラムを利用すれば、さらに深く旭川家具に親しむことができます。例えば、大手メーカーカンディハウスでは、工場・ショップ見学に加えてワークショップも開催されています。職人から直接学び、トレーやアクセサリーなど、旅の記念になる自分だけの木製アイテムを作り、旭川の思い出を持ち帰りましょう。
体験には体験型カタログギフトTAISETSU TIMEをご購入の上、事前に予約が必要です。
たくさんのプランの中からお好きな体験をお選びいただけます!
・アイスプロジェクトの体験はこちら
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